8/14 橋本光正の『FX見通し』(3通貨分析)
橋本光正の『FX見通し』 2017年08月14日 08時58分
配信者:日々是相場(橋本光正)
【ドル/円】
(戦略)ドル戻り売り
(コメント)
ドル/円の週足は大陰線で引け109円30銭下限の3角保合いの下値を切り、新たに106円20銭付近の目標値が出来ました。目先は何度も止められている108円10銭~20銭サポートあるので、ショートしても半分程度は残して106円台を見たいものです。これが騙しになるのは112円60銭越えて終ることが必要で、この場合でも最大の戻りは114円20銭~30銭の元の3角保合いの上限までとなります。
また、目先は週足のボリンジャー2σ下限が108円台半ば付近にあるので、この意味でも今週の108円台半ば以下はショートを手仕舞いして回転効かす流れにあります。
今週は107円90銭~110円60銭レンジで、110円台での戻り売り、ストップを111円15銭に置いて112円台待ちになります。下値は108円00銭~10銭でショートを半分手仕舞いし、109円絡みで売り直しになります。逆に日足で107円90銭以下で終わった場合には108円以上で売り直しになります。この場合には上記の106円20銭が目標値になります。
今日は108円60銭~109円50銭レンジで、109円40銭絡みの戻り売り、ストップを111円15銭に置きます。110円台半ばでも売り増しになります。リスク大きい場合は110円25銭でストップします。下値はボリンジャーの絡みでショートは手仕舞いしておきます。
【ユーロ/ドル】
(戦略)ユーロ戻り売り、今週はレンジ抜けだけウォッチ
(コメント)
ユーロ/ドルの週足は下ヒゲ作る陽線で引け、ユーロの下落は先延ばしになっています。
現状の位置を確認すると、?1.14からのサポートは先週に切れているので、先々はユーロ下落リスク高く、?2週間の上下ヒゲで当面は1.1690~1.1910レンジで、1.1690を割れて終わったら、売り直しになります。
今週は1.1690~1.1900レンジで、ユーロ戻り売り、下限ではショートを軽くします。今週以降のユーロ買いは1.17台半ば以下の打診程度に留めてショートをキープします。
1.1850以上の戻り売り、ストップを1.1955に置きます。下値は1.17台半ば以下で買戻しになります。
今日は1.1760~1.1850レンジで、1.1830~40の戻り売り、ストップを1.1925に置きます。下値は1.1760~70ではショートを半分程度買戻します。残りは週間レンジの下限まで引っ張りたいと思います。買いは様子見です。
【ユーロ/円】
(戦略)ユーロ戻り売り
(コメント)
ユーロ/円の週足は比較的大きな陰線でユーロ弱くなっていますが、若干下ヒゲ長い分だけ下落速度が弱まりそうです。
先週は128円05銭までトライしましたが、結局129円台で終わっているので、128円10銭~50銭サポートがまた強くなっています。いずれ抜けると思いますが、ユーロ/ドルの1.1690以下かユーロ/円の128円以下か鶏と卵で、残りの通貨ペアが後から連れていく流れになると思います。ドル/円の127円台での終値になった場合には、ユーロ/円の下落が後追いになります。
今週は128円00銭~130円50銭レンジで、130円台前半の戻り売り、ストップを131円55銭に置きます。下値は128円60銭と128円10銭サポートで、128円以下で終わった場合には売り直しになります。127円30銭に軽いサポートありますが、125円90銭~126円10銭が視野に入ります。
今日は128円60銭~129円50銭レンジで、129円40銭絡みの戻り売り、ストップを130円55銭に置きます。下値は128円台後半で半分買戻し、128円台Lowまで待ちます。
買いは基本的に様子見となりますが、128円20銭以下あれば打診程度での買いをし、127円90銭終値でストップになります。海外時間帯(21時以降)での128円台半ばの時は押し目買いは様子見になります。
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