《5分で激変》勝てるエントリーポイントの秘密
■得られること
・勝ちやすいエントリーポイントが見える
・損切ポイントが見つけられる
・利確のタイミングがつかめる
■いつのチャート?
先週のEUR/JPY 2011/1/11(月)~1/15(金)までの期間
1時間足、5分足で解説します
■5分足で振り返るEUR/JPYの1週間
図01:EUR/JPY 5分足(2011/1/11の週)
2つの移動平均線がクロス(青いマルの位置)した後、長期の移動平均線(濃い緑線)に2回タッチした程度で、ずっと下落し続けた1週間でした。
結論、ショートすれば勝てた局面でしたが「損切を小さく」「利幅を大きく」するには、
Q: どこでエントリーすればいいでしょうか?
Q: いつチャートを見てエントリーチャンスを待てばいいでしょうか?
■1時間足で何を見るか?
結論を言うと「エントリーチャンスがあるか?」を見ます。
さらに言うと「これからトレンドが出るか?」を考えて、マメにチェックする通貨ペアなのか?しばらく見なくていい通貨ペアなのか?を判断します。
・マメにチェックする通貨ペアとは?
1波動目のトレンドが出て、3波動目が起こりそうなもの
・しばらく見なくていい通貨ペアとは?
3波動目が出てしまったもの、トレンド終盤で上昇か下落かあいまいなもの
■1時間足
基本的には、オシレーターでデッドクロスが発生したら5分足でエントリーポイントを探すようにします。
図02:EUR/JPY 1時間足
原則、オシレーターの0ラインより下でデッドクロスしたら、5分足や1分足をチェックします。
上図のように、0ラインより上から下に割り下げた後に、0ラインより下でデッドクロスするケースは、強い下落トレンドが発生します。
上図では、陰線陽線が混在するレンジ相場から、陰線が連続する下落トレンド発生までがきれいに出ています。
●注意:
レンジの後に必ず大きなトレンドが出る訳ではありません。
レンジの最中に、1分足→5分足→1時間足の順番に下落の勢いが大きくなるので、5分足レベルで下落が終わって上昇するケースもあります。
なので、エントリーした後も大きなトレンドになるか?をマメにチェックする事で100pipsといった大きな利幅をとれるようになります。
■5分足 エントリー方法
損切ラインを考えながら、オシレーターのデッドクロスでエントリーします。
図03:EUR/JPY 5分足
上図では、1時間のデッドクロス以降、
・損切ラインとしては、以下を基準とします。
①日足ライン「126.198」
②移動平均線(ライム色)
③移動平均線(赤と青)
この場合、日足ラインと移動平均線に近い位置までローソク足が上昇し、
オシレーターでデッドクロスが発生したらショートエントリーしたいです。
損切幅が、8~13pipsの範囲ならエントリーOKです。(20pipsほどだと損切幅が広いので次のエントリーチャンスを待ちます)
■5分足 利確タイミング
原則、日足ラインで利確するケースが多いです。
もしくは、「125.00円」といったキリ番で利確します。
理由は、意識されている価格帯に届いたら利確の決済が入るので、相場が反転するからです。(反転する前に、利益を確保することで大きな利幅を取ります)
図03:EUR/JPY 5分足
「意識される価格帯で利確する」以外にも
上図では、以下の理由で利確したいです
・オシレーターが上昇のコンバーが発生
(コンバー:ローソク足は下落なのにオシレーターの底値は上昇している逆行状態)
・ローソク足の長さが小さくなって、陰線陽線が混在するレンジになる
・決済せず次週に持ち込むと「窓開け」による利幅の縮小が怖い
(窓開け:土日の休場を挟んだ月曜日の早朝は、価格がいきなり上や下の位置でスタートするケースが多い)
・利幅が+50pipsになっている
ある程度プラスの値幅が取れたら利確して「資金を殖やす」ことを優先します
■ファンダメンタル分析
今回のケースでは、経済指標などは全く気にしていません。(^^;)
理由は、強い下落トレンドの発生を検知してショートエントリーしているからです。
とは言え、雇用統計やFOMCなど相場が急変しそうな指標はチェックしています。
●ファンダメンタル分析とは?
各国の経済指標、政治動向などを基に、為替相場の中長期的な動きを予想する分析手法です。
米国の雇用統計発表などは、数秒単位で相場が急変する事が多いです。
(ひとりごと)
重要視しているのは「トレンドの強さ」です。
なるべく、強いトレンドが出る直前にエントリーして、失速したら利確する。
これができれば、エントリー直後から、ポジションがプラスになります。
ポジションがプラスなら楽しみながら利確タイミングを探せます。
逆に、ポジションがマイナスになったら、「損切できない」や「マイナスを取り返すための無茶なエントリー」をしてしまい、結果、資産を減らすことになります。
■メンタルはいらない!?
勝率の高いところで「エントリー&利確」ができれば、すぐに資産は増えますから、トレードにおいてメンタルは重要視していません。
野球界においてメンタルが強い!と言われたイチローでさえも、打率は3~4割であり、50%を超えるのは難しい競技でもあるため、いつもメンタルを整えて、打席に立つ準備が必要でした。
イチロー級のメンタルを習得するのは一生かけても難しい事のはず、、、
なので、今回のケースのように強いトレンドが出たところを振り返る!ように学んでいくと勝率も上がるはずです。
ちなみに、「メンタルが一番重要!」というトレード手法は、勝率が50%以下な印象です。
よろしいですか?