米国株、反発 7月15日
株式
15日の米株式市場は明確な理由はないまま大きく反発。
米ミシガン大学が発表した7月の消費者信頼感指数は51.1と前月から改善し、消費者の5年先のインフレ期待は2.8%と前月の3.1%から低下したことが要因と言われている。景気は底堅く、インフレ懸念も多少和らいだということだ。
「FRBが金融政策の判断で重視するデータ」と言われたりするが、嘘である。
まぁ、しかし、6月中旬から米国株相場は横ばっている。
米国株のバリュエーションをチェックすると、
(1)業績予想は強い。10-12月期からは景気後退と言われているのも何のそのだ。私の予想ははるかに弱気だが、市場はどうしてこんなに強気なのか?
(2)株価を押し下げているのは業績でなく、PERの低下だ。EPSの20倍をかなり下回っている。なので、FRBが急激な利上げに動くとの観測がやや後退しただけでも相場を押し上げやすい。
×
よろしいですか?