仮想通貨相場分析【8月9日】
仮想通貨実践投資記事 8月9日
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【まぐまぐのメルマガ大賞で5位を受賞】
2020年の大手メルマガサイトの
まぐまぐでメルマガ大賞が発表され
入賞することができました。
※現在まぐまぐの配信は終了し
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
ビットコイン 316万円(3%)
イーサリアム 230000円(8%)
バイナンスコイン 43000円(15%)
リップル50円(5%)
ソラナ 5300円(6%)
カルダノ 70円(4%)
ポルカドット 1200円(12%)
Avalanche 3700円(19%)
ユニスワップ1140円(4%)
ICP 1000円( %)
ビットコインは先週300万円の価格が徐々に価格を切り上げ現在310万円の水準にあります。
ビットコイン日足チャート(ドル)
日足チャートでは6月から短期で安値を小刻みに切り上げています。
注目されている20000ドルはしっかりと上に抜いている状況です(現在価格23600ドル)
目標価格としては先週と同じで25000ドルにトライしていると言えます。
価格を上げていっているものの、米国の金利による引き締め継続の状況は変わっておらず、底は私には現段階で判断できません。
次に週足チャート(ドル)をみてみましょう。
先週以下のような分析をしました。
・2017年末バブルの最高価格からは反発し、短期で右肩上がりで上昇してきている。
・200日移動平均線(オレンジの線)の直上に価格があり、この移動平均線を今後上に抜けきれるかが一つの大きなポイントといえます。
200日移動平均線については、今週のローソク足が200日移動平均線上で開始されており、チャート上からは上昇の傾向があるのではないかと読み取ることができます。
ビットコイン暴落でマイクロストラテジーCEOが辞任
ビットコインの投資企業としては今や世界的有名なマイクロストラテジー社が40億ドル投資したビットコインが10億ドルの損失を抱えたということで辞任したようです。
https://www.coindeskjapan.com/156644/
CEOのセイラー氏は2020年から積極的にビットコインを購入し、ナスダック企業がビットコインを買っているということで当時話題になりました。そのすぐあとに大手決済会社のペイパルが仮想通貨決済に対応するというニュースも世界の注目を集めています。
ボラティリティが高いビットコインを保有していて、1/4の資産が減るということは個人的にはまぁ普通にあることです。マイクロストラテジーが前回バブルが弾けた2018年から投資をしていれば別ですが、中長期的に見れば仕方がないことだとは思いますが、会社のお金なのでそうはいかないところもあるでしょう。
私は先々の事を考えて、この投資がうまくいくことを個人的に注目をしています。
ビットコインのみに投資するということもなんか一貫しているところはかっこよくも感じますw
イーサリアムの分裂する可能性
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9月19日に予定されているMerge(マージ)を前にイーサリアムは上昇しているが、アップグレードがスムーズに行われるとは限らない。
例えば、中国人著名マイナーのチャンドラー・グオ(Chandler Guo)氏はMergeに反対している。この動きが活発化すれば、イーサリアムブロックチェーンはフォーク、つまり2つに分裂し、新しいPoSチェーンはイーサリアムをそのままネイティブトークンとし、これまでのPoWチェーンは独自のETH PoWトークンを立ち上げる可能性がある。そして、フォーク時にイーサリアムを保有していた者はETH PoWトークンを無償で受け取ることができる。
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https://www.coindeskjapan.com/156914/
マージとはイーサリアムの現行の仕組みであるPOW(プルーフ・オブ・ワーク)がPOS(プルーフ・オブ・ステーク)に変更することを言います。
要するにPOWで利益を得ているマイナーたちが、POSに完全移行した場合、利益が得られないため、POWのETHを残そうとしていることです。
もし分裂が決定した場合は、おそらく1:1でPOWETHが無料で配布されることになります。
まぁそうなると現状でイーサリアムを保有している人はただで通貨を貰えることになるため、プラスかもしれません。しかしながら価値については、新しいPOSのETHがメインのため、それよりは減ると思われます。
ミーム的(ドージコインのような)な感じでPOWETHが存続するかもしれませんね。
またPOWETHを受け取った人は下落する前に売りさばこうと考える人もいるのではないでしょうか。
最近の仮想通貨市場の上昇はこのマージへの期待感と見ている専門家も多いです。
ブラックロック(資産運用会社)とコインベース(仮想通貨取引所)が提携
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世界最大の資産運用会社、米BlackRock(ブラックロック)は、暗号資産取引大手の米Coinbase(コインベース)と提携、機関投資家が直接、暗号資産を利用できるようにしていく。
両社は、コインベースの機関投資家向けサービス「Coinbase Prime」と、ブラックロックの投資運用プラットフォーム「Aladdin(アラジン)」を結び、機関投資家向けに暗号資産取引、カストディ、プライムブローカレッジ、レポート機能を提供する。
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https://www.coindeskjapan.com/156656/
これは非常に大きいニュースでした。
しかしながらビットコインへの価格はそんなに影響はなかったようです。
代わりにコインベースの株価が急騰。
機関投資家の金融サービスが拡大することはもちろん仮想通貨市場全体にとってプラスと言えます。
2017年とかであれば、このニュースがでていれば当時時価総額もまだ小さかったので、爆上げしたかもしれません。
このような金融機関のニュースより、テスラのビットコイン決済やテスラのビットコイン投資などのニュースが市場に与えるニュースが大きく感じるのは、やはりイーロン・マスクの影響力なのでしょう。
しかしながら市場に流入する金額で言えば、今回のブラックロックの影響が大きいでしょう。だって運用額は仮想通貨の時価総額を軽く超えていますので(日本のGDP5兆ドルの約2倍)
よろしいですか?