米国 鉱工業生産 小売売上高 経済成長は底堅い
経済情報
実質小売売上高は停滞が続いている(消費金額は増加しているが、価格上昇で消費量は伸びていない)が、鉱工業生産(実質)は拡大が続いている。
7月の米小売売上高は前月比横ばい。消費を故意に抑制したというより、ガソリン価格低下でガソリンへの支出が減少したということだろう。
鉱工業生産(発表データは実質値)と(実質)小売売上高から、実質GDP前期比年率伸び率を推計すると、2%弱。経済成長は底堅い。FRBが利上げの手綱を緩めるような状態ではない。
私は、10-12月期(12月になるかもしれないが)くらいから景気は急速に悪化すると考えている。
×
よろしいですか?