FX必須情報 為替相場と金利差 新しい展開 220819
FX
先週は、
・ドル/円:金利差はドル/円が137円へ向かうことを示唆している。ドルロングポジションを取る。
・ユーロ/ドル:トレンドはユーロ安。ただし、大きな変化はないかもしれない。
・ポンド/ドル:トレンドはポンド安。ただし、大きな変化はないかもしれない。
・豪ドル/ドル:トレンドは豪ドル安だろう。ただし、MACDがシグナルを切り、0以下になるまでポジションを取るのは避ける。
ドル/円は大正解だった。先々週は少し資産を減らしたが、先週は大きなゲインとなった。
ユーロとポンドは、相場の方向は読み通りであったが、妙なこと(後述)もあって無理をしなかった。
豪ドルはMACDがシグナルを下に切ったので、僅かに打診売(トレーディング売)をした。予想と違う展開になりそうなときは、直ちにロスカットするつもりだった。結果としては、少し利益が出た。
先週の相場の展開は何だったのか。これまで「FRBが、いつ利下げに入るか?」ということで、『市場の見方とFRBのスタンスにギャップがあ』ったが、26日の日本時午後11時に始まるジャクソンホールでのパウエル議長の発言を控えて、市場は警戒したのだろう。
パウエル議長はジャクソンホールで、有無を言わせぬ形で決着をつけるかもしれないと考えたのだろう。
1年前のパウエル議長の発言は的外れだったが、再任を控えたゴタゴタからの発言だったからだろう(事情は略)。今回は、気にするものは何もない。
今回は、(1)労働市場は極めてタイトでWage-push inflationの圧力がかかっている。(2)これを緩和するために金融政策をさらに引き締める必要がある。(3)金融引き締めが来年にも終了するという根拠はない。 というような内容になるのではないか?
そして、大事なことは、インフレ期待を高めないようにタテマエで言っているのではなく、本気なのだと、わからせるように発言すると思われる。
本題に入る。為替相場と金利差の関係、今後の展開についてだ。
為替相場と金利差の関係は、為替相場を見ている人には必須の基本情報。
相場は需給で決まるが、為替相場の需給を動かす大きな要素の一つは金利差。
為替相場と金利差の関係はFXにとって最も重要で基本である。
常にその状況を把握する必要がある。
その関係は恒久的なものではない。しばしば形を変える。
定期的に、その関係の情報をフォローしている。
以下、定例のグラフ(ドル/円、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドル、ユーロ/円とそれぞれの金利差との相関)を掲載する。
今回は、為替相場と金利差の関係が新しいものに移行した可能性があるので、その第一弾になる(今後、修正していく)。
(1)ドル/円
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