仮想通貨相場分析【2月14日】
仮想通貨実践投資記事 2月14日
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【まぐまぐのメルマガ大賞で5位を受賞】
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
ビットコイン 286万円(-5%)
イーサリアム 200000円(-6%)
バイナンスコイン 39000円(-10%)
リップル49円(-6%)
ソラナ 2900円(-6%)
カルダノ 48円(-6%)
ポルカドット 800円(-6%)
Avalanche 2400円(-10%)
ユニスワップ830円(-5%)
ビットコインは先週の価格から下落、直近で海外の大手取引所バイナンス関連のニュースがあり、その影響で下げたものと思われます。
ビットコイン日足チャート(ドル)
昨年11月のFTX(取引所)の破綻ニュースをきっかけに価格を大きく下げたビットコインでしたが
その後1月上旬に7日連続陽線が発生し、短期のレンジ相場の上値価格を上にブレイクし、20000ドルを回復しました。(米国の消費者物価指数が落ち着いたことが要因と言われている)
現状の考察して
○目標価格は25000ドル
○200日移動平均線を上にブレイク中
となっています。
なかなか上値(25000ドル)は重たい気(上抜けるのが)もします。
週足チャートについては以下のような分析です。
週足チャート
・2017年末バブルの最高価格を今年初めて下に割りました。
・200日移動平均線(オレンジの線)を下回ったまま
という状況となっています。
赤のローソク足が日本並んでいるため、2週連続でマイナスとなっています。これは急騰した価格の下落調整にも見えます。
これに合わせて規制関係のニュースも増えて、米SEC(証券取引委員会)は積極的に動いているようです。
余談ですが、しかしながらSECはここまで時価総額も高く安全資産として中長期投資が増えてきているビットコインのETFを承認しないのはどんな理由からでしょうか。(意図的) またもし承認したらトレンド転換するくらいのインパクトではないかと感じています。
米NY州金融サービス局、ステーブルコイン「BUSD」の発行停止を命じた理由を説明
米ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)は13日、パクソスに米ドルステーブルコイン「バイナンス USD(BUSD)」の発行停止を命じたことについて、消費者に注意喚起。
NYDFSは、イーサリアム(ETH)ブロックチェーン上でBUSDを発行する認可はパクソスに与えたと主張。一方で、他のブロックチェーン上で発行されるBUSD(Binance-peg BUSD)は認可していない
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直近で大きな話題になっているのはこれですね。
※BUSDは法定通貨のドルの価格に連動したステーブコイン(仮想通貨)。主に世界最大手の取引所バイナンスで取引されるステーブコイン
今回SECではなくニューヨークの政府がBUSDの発行停止を命じています。
BUSDはパクソスが発行していますが、それはイーサリアム上のチェーンで発行しており、バイナンスはロックしたBUSDと同量のBUSDをイーサリアム以外のチェーン(BSC,TRCなど)で発行し取引を促していたということです。
イーサリアムのチェーンは手数料が高いので正直現在は使い勝手があまり良くないです。だからバイナンスが別のチェーンのBUSDを発行することで、イーサリアムチェーンの一極集中を防ぎイーサリアムチェーンの手数料の高騰についても一役買っていたのはそうだと思います。
今回の停止でBUSD自体の時価総額自体も減っていくものと言われています。BUSDを法定通貨に替えて償却するからでしょうか。
そしてバイナンスでは取引所通貨のBNBがこの影響を受けて10%近い下落となっています。
バイナンス自体はバイナンスでの取引はBUSDを使った取引ペアを増やしてBUSDを使った取引を促していました。
このような規制も折り合いをつけて解決していくと思われます。(BUSDは前から発行されているけど、なんで今頃。。。)
アーサー・ヘイズ氏、2023年上半期の高騰に賭け、ビットコインを購入
ビットコインやイーサ、そして新興のアルトコインも「買い」であると、これまでリスクオフだった投資家が語っている。
2月8日に公開されたブログ記事で、業界の重鎮であるアーサー・ヘイズ氏は、現在の仮想通貨投資計画を明らか
「2023年後半に起こる可能性が高い、この潜在的な結果に対する懸念から、余裕資金をマネーマーケット・ファンドと短日米財務省証券に預けている」と説明
安値から見られる現在のモンスターラリーに乗り遅れている。ビットコインは、FTXが崩壊する頃に見た16,000ドルの安値から50%近く上昇した
上昇相場では仮想通貨の基幹資産が上昇する。これはつまり、ビットコインとイーサだ。これらの資産の上昇は最終的に停止し、その後価格はわずかに下落する」とヘイズは市場のサイクルを解説
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ちょっと前まで政府の金利引き締め政策から、ビットコインのようなリスク資産に投資するのを慎重視していたアーサーですが、今後債務の増加(債務上限の引き上げ)で法定通貨のインフレが進みビットコインなどのリスク資産の価値が上がっていくのではないかという見方をしています。
アーサーヘイズは元ビットメックス(取引所)の創業者で、直近ではArbitrumチェーンのGLPという仮想通貨で大きな利益を上げていて、彼のこれまでの考察は多くの投資家が注目を行っています。
2023年がこのように仮想通貨相場の変わり目というふうに見る専門家が増えている印象です。
最後の文章は、仮想通貨相場が上昇相場に入った場合、まず時価総額が高いビットコインやイーサリアムが上昇し、その後その他の時価総額が低い通貨の上昇は始まるという事を言っています。これはいままで何回もそうであったため、上昇サイクルの一つの見方とされています。
政府の信用の低下から仮想通貨に資産が映るのは皮肉な話ですが、将来的にどんなものが価値が上がっていくのかという視点は資産を守っていく上でも重要といえます。
※有料購読部分では一歩踏み込んだ銘柄分析を行っています。 ビットコイン、イーサリアム以外でも一歩踏み込んで投資を取り入れていきたい。今後の仮想通貨市場の流れを知り、その波を掴みたい。という言う方は購読を検討されてみてください。リサーチは継続することがとても重要です。
(本記事は2016年から配信をしております)
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