第7回:99%の勝率の秘訣=多分、相場をすごく怖がっているからだ
第7回:マーク・ワインスタイン
FX商材やツールを購入したことのあるトレーダーさんはわかると思いますが、
販売ページの中に
「この商材買うと、良いこと起きますよ。旅行・食べ物・乗り物・人間関係…
これらを買ったり良くする金額が稼げます」
という言葉や写真が並んでいることがあります。
しかし、この言葉を真に受けて商材を購入したトレーダーで
億万長者になった人はいないのではないかと思います。
なぜか?
今日紹介するマーク・ワインスタインも言っているのですが、
「稼ぎたい金額から目標値を逆算すると最大のミス=大幅に資金を失う」
「トレーダーは損益を実際のものに置き換えて考え始めた時例外なく過ちを犯す」
だからです。
冷静に考えたらわかるのですが、
稼ぎたい金額ってトレードから得れる金額の規模と一緒ではありませんよね?
高級外車が欲しいとして、その金額が3000万円。
でもFXトレードで手に入る金額は頑張っても月に10万円。
こうなった場合、月に10万円稼ぐことは本当はすごいことなのに、
3000万円の目標からしたら全然足りていなく不満に思うわけです。
そしてポジションを大きく持ったり、リスクの高いトレードをして資金を失うわけです。
でも、一方でこれはジレンマです。
投資したいのはお金を稼ぎたいからで、それには目的があります。
その目的はトレーダーによって異なりますが、
旅行・食べ物・乗り物・人間関係
だったりするわけです。
ではどのように投資・トレードに向き合ったらいいのか。
マーク・ワインスタインの言葉から考えましょう。
彼は大きなトレードの失敗の後に
勝率99%のトレードを実現しているのですが、
その彼は高い勝率の秘訣としてこう述べています。
「多分、相場をすごく怖がっているからだ」
「その相場に対する恐怖心が、僕のトレードにおけるタイミングをより正確なものにしてきた」
また、彼のトレードスタイルは
エリオット波動、ギャン分析、フィボナッチ、移動平均、各種オシレーターを
自分の経験と勘で使っているので、当てにできないのですが、
彼のトレードルールからは学べることが多くあります。
1.いつも宿題をやること。
2.傲慢にならないこと。常に謙虚である。
3.おのれの限界というのを心得ること。すべての人には限界がある。
4.独自性と持つこと。大衆と同じことをしていたらいずれは負けてしまう。
5.機が熟すまでトレードはしない。どのようなときにトレードしないかを知る。
6.トレード戦略は市場が変化したときに対応する柔軟性が必要。同じ戦略に固執するのは間違いだ。
7.一度儲けてもそれで満足しきってはいけない。難しいのは儲け続けること。
1の宿題は意味がわからないのですが、
それ以外のルールは言うのは簡単、継続するのは難しいことばかりです。
でもこれができないとトレードで勝ち続けるのは難しいのでしょう。
よろしいですか?