過剰最適化なし、リスク・リターン率の良い『千紫万紅』
【千紫万紅 概要】
通貨ペア:[USD/JPY]
取引スタイル:[スキャルピング][デイトレード]
最大ポジション数:2その他:パラメータで2~4まで変えられます。
最大ロット数:40その他:ブロカーの設定している最大ロット数となります。
使用時間足:M5
最大ストップロス:90
テイクプロフィット:90
【トレードロジック】
4本の移動平均線、ボリバン、ストキャスを利用した
シンプルな押し目買い・戻し売り手法
【トレードイメージ】
エントリー時はタイミングをずらして2ポジションを持ち、決済は同値決済や分散決済をします
リミット、ストップともに90pipsですが、ロジック決済することで損失の軽減をしています。
フォワードにおいては0.1ロット固定で運用していますが、
期間中の最大ドローダウンが640円に対し利益が1万円以上とリスクリターン率が非常に高くなっています。
ストップ:リミットが90pips:90pipsなので、コツコツドカンになりにくい設計です。
ではバックテストにおいてはどうなのか、見ていきましょう
【バックテスト分析】
2008.01.01-2018.06.01
0.1ロット固定
スプレッド0.8pips
純益+5403ドル
最大ドローダウン -465ドル
勝率 69%
総取引数 2790回
となりました。
2ポジションでありながら、最大ドローダウンが-465ドルと低いのが特徴です。
取引回数は年間あたり250回程度です。1度に2ポジションとるので、体感的には年100回くらいかもしれません
【月別、年別損益】
月別で見ると12月が負けやすい傾向があります
年別で見ると、直近数年は利益が少なめです。
ボラティリティが高いほうが多く稼ぐ傾向があるようです!
【推奨証拠金・期待年利】
0.1ロットあたりの推奨証拠金は
(4.5×2)+(5.4×2)=19.8
約20万円から運用することができます。
期待年間利益額は、10年平均で5.8万円、利益率だと30%になります。
【疑似フォワードテストとは?】
千紫万紅の特徴として、「疑似フォワードテスト」を行っている点にも言及しておきたいと思います。
以下投資ナビ+の出品者様の記事、「最適化によるカーブフィッティングのないEAとは」より抜粋
■ 疑似フォワードテスト
・疑似フォワードテストを行うことをカーブフィッティングかどうかを判定することが出来ます。
MT5で採用されている方法です。
・もうすぐリリース予定の私の開発したEA「千紫万紅」で行った例を紹介します。
・過去12年のうち最初の10年でストラテジテスタにより最適化を行った後、
同じパラメータであとの2年をストラテジテスタによりフォワードテストをし
性能確認する方法です。
<10年間のバックテスト>
・期間:2006.08.01 - 2016.08.01
・純益:96,342
・平均年収益率:96.3%
・最大ドローダウン:3,692
・プロフィットファクタ:2.04
・期待利得:34.51
・勝率:73.50%
・総取引数:2,792(273回/年)
<2年間のフォワードテスト>
・期間:2016.08.01 - 2018.08.01
・純益:13,014
・平均年収益率:65.1%
・最大ドローダウン:3,388
・プロフィットファクタ:1.77
・期待利得:25.42
・勝率:70.90%
・総取引数:512(256回/年)
・収益率や勝率、トレード回数はやや落ちていますが、利益は確実に
でることが確認できました。
※バックテストは1.0ロットでの検証結果となっています
フォワードにおいては成績がとても良いので、平均よりも高い年利が期待できそうですね。
0.1ロットの運用でフォワード3ヶ月でどれくらいの利益額になっているか?
疑似フォワードテストと同じような結果となるか、リアルフォワードにも期待です!
よろしいですか?