トレードタイプの分散
FX
ゲコーです。
複数のEAを使ってポートフォリオ作成において考えておくことを解説しています。
- 自動売買と裁量トレードの分散運用
- 取引口座(ブローカー)の分散
- 通貨ペアの分散
- 取引する時間軸の分散
- 取引する時間帯の分散
- トレードタイプの分散
今回は6番目の「トレードタイプの分散」について考えてみます。
トレードタイプと一言でいっても様々なタイプがあります。
ポジション保有時間でいえば、スキャルピング、デイトレ、スイングタイプがありますし、
時間制御や日時制御をしている、朝スキャ、アノマリーといったタイプ、
トレンドフォローなのか逆張りかといったタイプもあります。
ポートフォリオに組み込む際は、こういったタイプの同じものがかぶらないようにした方が、損失が出たときのリスク分散になってきます。
とはいっても、
すべてのEAにそれぞれのタイプが説明されていれば分かりやすいのですが、基本的にロジックの根幹にかかわることは公開されていないので、説明文があいまいになりがちなところもあります。
おおまかにEAのトレードタイプを分類する目安としては、
稼働時間軸をチェックするのがいいかと思います。
稼働時間軸が1時間足のように大きい場合は、デイトレからスイングタイプに近くなりますし、
5分足のように小さい場合は、スキャルからデイトレタイプに近くなります。
また、おおざっぱな見方にはなりますが、
トレンドフォローの場合は利大損小傾向、逆張りの場合は損大利小傾向ともいわれます(絶対ではないです)。
勝率である程度の傾向を見極めることもありますが、これも一概には言い切れないところです。
最低でも分析ソフトを使ってポジション保有時間のチェックは必要だと考えています。
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